■ 定水位法■
地盤の浸透能力や実施接の浸透量を求める試験方法には、定水位法と変水位法がある。
定水位法はすべての土質に対して適応可能な試験方法であるため、定水位法について以下に示す。

定水位法試験
イ)実施設の設計湛水深に相当する水位まで注入し初期の条件とする。
ロ)水源からの注水量を水位センサーや電磁バルブなどで調整し、上記湛水深を維持する。
ハ)注水量がほぼ一定になるまで、ロ)~ハ)を継続する。継続時間は二時間程度、
二)湛水深Hでの試験終了後に、湛水深H/2での試験をロ)~ニ)の手順で繰り返す。
原形復帰
最後に掘削土を埋め戻し、踏み固めて原型復帰し、試験を終了する。

